歓喜の歌 邦画 2008年
2014年(平成26年)2月に観た映画の感想記録です。
歓喜の歌 邦画 2008年(平成20年)公開 1時間52分 DVD
監督:松岡錠司(まつおか・じょうじ)
原作:立川志の輔
出演:小林薫、浅田美代子、田中哲史、伊藤淳史、安田成美、三石研、藤田弓子、根岸季衣(ねぎし・としえ)、でんでん、猫背椿(ねこぜ・つばき)、笹野高史、斉藤洋介、片桐はいり、塩見三省(しおみ・さんせい)、渡辺美佐子、立川談志、リリー・フランキー、安田祥子、由紀さおり
泣けました。笑えました。つくってもつくっても埋もれていく良質な邦画の存在を主張したいです。誠実な名作映画を再び表に出したいという思いがあります。
市民ホールの重複予約が発端です。おおみそか、いわゆるベートーベン9番歓喜の歌を歌うグループが、グループの名が似ていたいことから重複予約となってしまう。素人ながら、最後は共同開催で手打ちとなることが予測できるのですが、そこまでに至るまでが苦労です。
公務員の研修ビデオのようでもありました。原点は、黒澤明監督作品「生きる」でしょう。役所仕事を責める(ルールに従って市民ホール利用時間を厳守する)から始まります。
庶民の暮らしぶりを撮影した映像がいい。歌って何だろう。心の支え、つっかい棒です。
シーンにあるギョーザのおまけは、ギョーザを届けるのではなく「気持ち」を届ける。
グループをまとめる「親分」的女性がいる。
役所への批判はあるけれど、役所への期待もある。そして、民間への遠慮がある。BGMもGoodでした。
2017年(平成29年)1月に再鑑賞した時の感想記録です。
(再鑑賞)邦画 歓喜の歌 DVD
2008年(平成20年)の作品です。約10年間をふりかえり、これから10年間のことを考えながら鑑賞しました。
モノレールのシーンがあります。そこはどこだろうと、最後に流れるエンドロールを見入っていました。多摩なんとかモノレールとありました。
金魚の「らんちゅう」くんが、一定の役割を果たしています。
ニートという言葉がなつかしい。
映画の内容はありえない夢想です。されど、心は打たれます。
伏線のおばあさんにはびっくりしました。
針と糸で縫う子細な(しさいな。こまかい)シーンに心がこもっていました。
壊れた親子関係、夫婦関係を縫い(ぬい)戻して修復するという意味が、縫うシーンにこめられたメッセージだと一人合点(がてん)しました。
人の役に立つために生きるとすれば、幸せがやってくるのです。
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