天国から来たチャンピオン 洋画 1978年

熊太郎

2015年(平成27年)8月に観た映画の感想記録です。

天国から来たチャンピオン 洋画 1978年(昭和53年)米国公開 1時間41分 DVD


監督:ウォーレン・ベイティ、バック・ヘンリー

出演:ウォーレン・ベイティ、ジュリー・クリスティー


 死ねない霊魂が他人にのりうつるパターンでコメディ映画です。今年観てよかった1本になりました。

 最近、映画館に行くと、上映開始後20分ぐらいたつと眠ってしまうという健康状態になってしまい、目覚めると、映画は終盤に至っているという、ある意味、プラネタリウム状態になるので、映画館へ足を運ばなくなりました。


 アメリカンフットボールの実力選手ジョーが、自転車をこいでいて、車とぶつかりそうになるのだけれど、運動神経良く、車をよけるはずが、死に神の役割を果たす天国の職員さん(公務員ぽい)が、早とちりして、車にぶつかる前に、ジョーを天国へ連れてきてしまったというところあたりから始まります。


 本来死んではいけないジョーは大富豪に生まれ変わるのですが、根が正直者なので、会社のダーティな決定(地元住民の犠牲を伴う仕事)を次々と否定していきます。

 ジョーの正直なところがとてもいい。実は自分はジョーで、死に損なって生まれ変わっていると言います。信じてもらえないのですが。その清廉潔白な魅力に惹かれます。


 自分が入る肉体探しのエピソードがおもしろい。アメフトで復帰したいので、体力、高身長が気になります。


 前段の死者選択ミスをめぐる無意味なやりとりは飽きてしまうのですが、「冷血役人」という言葉がぴったりきて、わたしの感情のツボを刺激しました。


 アメリカンフットボールのルールはわかりませんが、主人公の熱気はよく伝わってきます。(2026年の今は、お笑いコンビオードリーの若林正恭さんの作品「青天(あおてん。アメリカンフットボールで、相手にあおむけに倒されたというみじめな状態です)」を読んでいて、少しアメフトのことがわかるようになりました)


 いつの映画だったのだろう。調べました。1978年(昭和53年)でした。2000年(平成12年)ぐらいかと予想したので意外でした。ずいぶん前の映画です。(2026年の今だと48年前です)


 公害問題の話題あたりは、不正をただすことで、硬いお話なのですが、項目は女性との恋愛に変化していきます。


 天国の管理職さんが言うのですが、「運命」に従いなさい。「愛」よりも「決まり」です。その後続く、最後の10分間のやりとりが、とても深い。


 どう結末をもっていくのか、観ている途中で気になってきますが、大成功しています。観てよかった素敵なMovieでした。